どうも、コグレです。
僕はこだわりの感じられる「暮らしの道具」が好きです。
暮らしの道具は長く使えるし、作りが良いものであれば、使えば使うほど愛着が湧くからです。
今日は、そんなこだわりの感じられる「暮らしの道具」のひとつである開化堂の茶筒が1年間経過しましたので、経年変化や使い勝手等をレビューしてみます。
1年間使用後の開化堂の銅茶筒(120g)の写真
はじめに、1年間経過したお姿がこちらです。
手のひらにすっぽり収まる120gサイズ。(お値段13,000円)
上からの写真。
1年間使用している中で、特に手入れをしておりませんので、汚れがけっこう付いていますね。
銅なので、食塩とお酢を使えば簡単にピカピカになりますが、「汚れも味」の精神で、敢えて落としていないということにいたします。
蓋を開けた内側はまだまだピカピカですね。↓
茶さじも別売りの開化堂のもので揃えております。
蓋を開けると茶葉のいい香りが広がります。
ほうじ茶を入れていますので、ほうじ茶の良い香り・・・
蓋を開けないと香りがしないのは、開化堂の茶筒の機密性の高さゆえんなのでしょう。
使い勝手はどう?
使い勝手は可もなく、不可もありません。
こう言うとあまり良い印象がありませんが、決して期待外れということではございません。
茶筒なので、茶筒以上でも以下でもなく、使い勝手に期待して購入してはいません。
使い勝手とは異なりますが、機密性の高さによって、茶葉が長持ちするということはあると思います。事実、数ヶ月ぶりにほうじ茶を飲みましたが、鮮度が十分に保たれているように思います。
そういう機能面ではなく、見た目や歴史などから感じられる、「満足感」みたいなものはやっぱり感じられます。こういうのを「所有欲が満たされる」と形容すれば良いのでしょうか。
サイズは120gで良かった?
結論から言うと、実用性を考えると200gの方が良かったかな?とも思います。
と言うのも、市販の茶葉が200g入りのものが多く、120gだと全てが入らないからです。
ただ手のひらサイズの形がとても気に入っているし、ゆくゆくは色々なサイズのものを集めて、コーヒー豆の保存などにも使いたいと思っているので、問題ありません。
ゆっくり、すーっと落ちる蓋は健在?
茶筒の出来の良さを分かりやすく表すものとして、蓋を置くとすーっと、ゆっくり落ちていく、というものがあります。
1年経った今でも、ちゃんと自然に落ちていきます。
「この作りに意味があるのかは不明」なんて書いていますけど、ちゃんと意味はありました。
このようにゆっくり落ちていくのは、空気を逃がせていることの表れでもあり、防湿性と密閉性の高さを示しているのだそうです。
どこで購入できる?伊勢丹?通販?
開化堂は明治8年(西暦1875年)という超老舗企業であるだけに、伊勢丹をはじめとした大手デパートでも取り扱っています。
一方で、楽天でも購入できます。値段だけで見ればポイントなどがつく通販サイトの方がお買い得でしょう。しかも楽天のお店では、良さそうな茶葉も付属していたりします。
コグレ
おわりに
以上、1年間経過後の開化堂の茶筒レビューでした。
また5年経過後した時にでも再レビューしたいと思います。
同じ時期に我が家に来た、東屋の銅之薬缶の方が成長(?)が早いです。
おわり
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