どうも、コグレです。
タイトルのとおり、僕はソーシャルレンディング(ソシャレン)に結構な金額を投資しています。
この記事ではソーシャルレンディングの何に魅力を感じ資産の大半を投資したのか、そしてその結果どうなったか。
実際に投資をして感じるメリット・デメリット、僕が考えるリスク、今後のスタンスなどを紹介したいと思います。
もくじ
【理由その1】:値動きがない。ポジポジ病が発病しない。
僕がソーシャルレンディングに投資している1つ目の理由は「値動きがない」ことです。
FXや先物取引などの値動きのある商品では、何よりもメンタルが勝敗を左右すると思っています。
投資経験のある方なら、これに異論を唱える方はほとんどいないと思います。
発生する事象は「上がる」か「下がる」かの2択のみであるにも関らず、FXの世界では9割が負けると言われているのは、メンタルの弱さゆえに不用意なエントリーとイグジットをしてしまう人が多いからに他なりません。
つまり、値動きはメンタル強者にはより大きな儲け、メンタル弱者には損失をもたらすと考えてよいでしょう。
その点、ソーシャルレンディングでは値動きがなく、また投資をしたら満期または早期償還が行われるまで解約もできないので、これは間違いなくメンタル弱者にはメリットとなります。
コグレ
【理由その2】:本業に集中できる=サラリーマンにオススメ
僕がソーシャルレンディングに投資している2つ目の理由は、前述のとおり値動きが発生しないことによる副次的なメリットとして、本業に支障を与えないと言えることです。
経験したことのある方も多いと思いますが、株やFXで大幅に相場が動いたとき、仕事中でも気になって本業に集中できなくなってしまいますよね。
コグレ
その点、ソーシャルレンディングにはそれがありません。
【理由その3】:ミドルリスク・ミドルリターンに魅力を感じ始めた
3つ目の理由はミドルリスク・ミドルリターンの数少ない投資先であることです。
僕はかれこれ10年近く色々な投資に手を出してきましたが、投資資金が少ない時期は5%というリターンに意味を見出せませんでした。
なぜなら10万円を5%で運用できたとしても、1年間でたった5,000円にしかならないからです。
だから昔はハイリスク・ハイリターンの先物やFXに投資していました。
しかし、投資資金が500万を超えてからは、5%の運用に魅力を感じるようになりました。500万を5%で運用すれば年間で25万円、つまり毎月約2万円も貰える。
月給が2万も上がると考えたらすごく魅力的に思えたのです。
実際の投資状況(2022年1月時点)
ということで、徐々に投資額を増やしていき、2020年1月末時点で約1,000万を投資しています。2020年1月の実際の投資状況は以下のとおりです。
・Funds 約440万円
・クラウドクレジット 約400万円
・OwnersBook 約180万円
投資している案件は5%前後のものが大半です。
毎月分配ではない案件も多いので月によってばらつきはありますが、平均して月4万円を超えています。
毎月の実入りが4万も増えると、けっこう違います。
おすすめのソーシャルレンディング業者は?
ソーシャルレンディング投資で案件選びと同等、いや今はそれ以上に重要なのが業者選びです。
なぜならこれまで投資家が損失を受けたケースは、案件のリスクというより、業者そのもののリスクが原因であるものが大半だからです。
例えば、著しくいい加減な担保評価額で募集をかけていたラッキーバンクやmaneoだったり、集めたお金を別の用途に使っていたグリーンインフラレンディングなどなど…。
逆に言うと、こうした詐欺的業者に引っかからなければ、ソーシャルレンディングは相変わらず高い利回りを実現しています。
では詐欺的業者を見抜く方法は何か?というと、業者にとって詐欺的行為をはたらくメリットとデメリットのどちらが大きいかで判断すればよいです。
それは大手のグループ会社だったり、大企業が出資している業者です。これらに該当する場合は、詐欺的行為を働くことによる悪評によるデメリットの方が圧倒的に大きくなります。
それに該当すると考えているのが僕が実際に投資しているおすすめの業者です。
逆に言うとそれ以外の業者は、問題ないかもしれませんが敢えて選択する必要はないと考えています。
具体的には以下4業者がオススメです。
①:Funds
Fundsは長くソーシャルレンディング事業者に関するポータルサイトを運営してきた「クラウドポート」が2019年に始めたソーシャルレンディング事業です。
リコースローンを導入したり、上場企業に出資する等、利回りはやや低目であるもののリスクもぐっと下げています。
ローリスクローリターンとミドルリスクミドルリターンの間くらい。
かつての悪徳業者の悪行を知り尽くした「クラウドポート」の、満を持してのローンチです。
【追記】:2019年8月30日には伊藤忠商事とのパートナーシップ締結が発表され、一層信頼感が増しました。
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②:クラウドクレジット
クラウドクレジット は他のソーシャルレンディングと明確に異なっている点があります。
それは海外案件に特化しているということ。
ソーシャルレンディング業者の多くが、国内の不動産案件を主たる案件としています。そうすると業者を分散させても案件の領域としては似たものに偏りがちです。
それを避ける第一候補がクラウドクレジット だと考えます。
伊藤忠商事が筆頭株主であるという安心感もあります。
とりわけ「東欧金融事業者支援ファンド」は利回りを確保しつつ、実績も多くあり優れた投資案件だと考えます。
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以下の記事でも紹介していますが、経営陣やスタッフの経歴も信頼に足るものです。(meneoやラッキーバンク、みんなのクレジット等とは訳が違います)
クラウドクレジットに投資し始めて2年。僕が感じている魅力はコレ。【評判・口コミ】③:OwnersBook
OwnersBookは不動産案件ばかりを扱っておりますが、それはある意味で当然であり、OwnersBookを運営するロードスターキャピタル社の本業は不動産の仲介・コンサルティング等であるからです。
不動産のスペシャリスト会社が、事業のひとつとしてソーシャルレンディングも行っているという状況です。
つまり、ソーシャルレンディング一つに収益を頼っていない(ソシャレン事業は売り上げの数パーセントです)、即ち無理に案件を出さなくても他の事業で収益を上げられるということで、危ない案件を掴むリスクが極めて低くなるとも言えます。
またOwnersBookはマザーズに上場しており、その意味では有象無象の業者とは信頼性が全く異なります。
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④:SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングは業界最大手です。
とは言えSBIグループの中での売上規模はごく僅かであり、SBIの看板を背負って小銭を稼ぐために危ない橋を渡る可能性はゼロと言って過言ではありません。
これまでの実績も抜群であり、また遅延が生じた案件もありますが、その際の対応の早さからむしろ僕の中では評価を上げています。
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コグレ
その他の業者について
全て償還してしまい、現時点では投資していませんが、他に投資に値する業者としては「クラウドバンク」くらいだと考えます。
あと「pocket funding」はかつて投資しており、何ら問題はなかったのですが、業者としてのバックボーンが弱いのが若干不安で敢えて投資はしなくて良いかなと考えています。
他、それなりに人気のSAMURAIやLENDEXについても僕は敢えて投資する必要はないという考えです。ここに名前が挙がらない業者は言わずもがな、です。
コグレ
ソーシャルレンディング投資への今後のスタンス
ソーシャルレンディングについては今後も1,000万円程度の規模を維持していきます。
ただし無理に投資するのではなく、来たる不景気下にも耐えられるよう、業者リスクだけではなく、案件もしっかり見て投資していきます。
具体的には、不動産案件でればLTV(Loan to Value)は高くても80%などを目安にしていきます。
またソーシャルレンディング一本でいくのではなく、株式投資も並行して投資していきます。株式投資だけでは価格変動のストレスが厳しいですが、ソーシャルレンディングと組み合わせることで、日々の価格変動へのストレスを緩和させる狙いがあります。
・Funds 40%
・OwnersBook 20%
・クラウドクレジット 40%
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