どうも、コーヒー大好き、コグレです。
我が家には高級エスプレッソマシン「プリマドンナXS」があります。
デロンギのプリマドンナXSで毎朝幸せを感じてます【レビュー・ブログ】
毎日美味しいコーヒーが手軽に飲めて、すっかり僕の生活に欠かせない存在になっておりますが、これを購入する際にモデル選びに随分苦労しましたので、どんなポイントで選べば良いかお伝えしたいと思います。
モデルごとの機能の違いを理解する
まず、モデル別の機能の違いをざっと理解する必要があります。
比較する際にポイントとなる機能は、①サイズ・重さ、②ラテクレマ、③カフェジャポーネ、④豆・水容量の4点です。
以下に一覧表を作りました。
モデル比較表
モデル名 | サイズ (mm) | 重さ (kg) | ラテクレマ™システム | カフェジャポーネ | 豆量 / 水量 |
---|---|---|---|---|---|
プリマドンナXS(ETAM36365MB) 【約18万円】 | W195 D500 H325 | 11 | ○ | ○ | 100g / 1.35L |
エレッタ(ECAM45760B) 【約18万円】 | W260 D460 H360 | 11.5 | ○ | ○ | 370g / 2L |
マグニフィカSカプチーノ(ECAM23260SB) 【約10万円】 | W238 D430 H350 | 10 | ○ | ○ | 250g / 1.8L |
オーテンティカ (ETAM29510B) 【12万円】 | W195 D480 H335 | 9.2 | × | ○ | 230g / 1.35L |
マグニフィカSスペリオレ(ECAM23420SB) 【約10万円】 | W238 D430 H350 | 9 | × | ○ | 250g / 1.8L |
マグニフィカS(ECAM23120B) 【約7万円】 | W238 D430 H350 | 9 | × | ○ | 250g / 1.8L |
マグニフィカ(ESAM03110S) 【約5万円】 | W280 D425 H365 | 10.5 | × | × | 200g / 1.8L |
選ぶポイント①サイズ・重さ
基本的にエスプレッソマシンというのは想像以上に大きいものです。
デロンギは他社に比べて小型化が進んでいるとは言え、やはりそれなりに大きいものですので、設置予定の場所にちゃんと入るか事前にしっかりと確認しておいた方がよいです。
各モデルの中で、コンパクトさに関してはプリマドンナXS(ETAM36365MB)とオーテンティカ(ETAM29510B)が優れています。
しかし、コンパクトさは④「豆・水容量」とトレードオフの関係にありますので注意が必要です。
選ぶポイント②ラテクレマ
プリマドンナXS、エレッタ、マグニフィカSカプチーノの3モデルにだけ付いているラテクレマシステム。カフェラテやカプチーノがボタン1つで作れます。
この機能が付いていると値段が上がってしまいますので、ブラックコーヒーだけを飲むつもりであれば、ラテクレマシステムの無いモデルを選ぶのが良いでしょう、
ちなみに僕はラテクレマ機能は要らないと考えつつ、別の要因でプリマドンナXSを選びましたが、現状、予想に反してカフェラテを飲むことが多いです。本当にキメ細やかな泡が出来て、お店のカフェラテと同じです。クオリティはかなり高いと自信を持って言えます。
選ぶポイント③カフェジャポーネ
カフェジャポーネ機能は、ドリップコーヒー風のコーヒーを作ってくれる機能です。
エスプレッソだけを飲むのであれば要らないかもしれませんが、いわゆる普通のコーヒーを飲みたいのであれば必須の機能です。僕には必須でしたので、まず初めにカフェジャポーネが付いていないモデルを除外しました。
選ぶポイント④豆・水容量
4つ目のポイントとして、豆と水を入れるタンク容量を挙げたい。
僕が購入を検討する際はこの点はたいして重視していなかった。しかし実際に使ってみると、
コグレ
と思うようになりました。
プリマドンナXSはサイズが小さい一方で、豆も水もタンク容量が圧倒的に少ないです。そのため、2日~3日に1回は補給する必要があり、大きい方が有難いなあと感じています。
モデルごとの機能の共通点を理解する
モデルごとに異なるポイントを抑えたうえで、今度は各モデルに共通する重要な機能も確認しておきます。
グラインダーは全モデル共通
まず、コーヒーマシンの命であるグラインダー(豆を削る機構)は全てのモデルで共通のものであり、7段階コーン式です。コーヒーの味は、美味しく豆を挽けるかどうかに大きく左右されます。その意味で、モデルごとに機能の違いはあっても、同じメニューであれば味に違いはないと言って良いと思います。
(挽き具合を7段階で選べます。)
自動内部洗浄機能も全モデル共通
また重要な機能として、自動内部洗浄機能がありますが、この機能も全モデルで共通のものが実装されています。
電源を切る度に洗浄してくれますので、全モデルほぼメンテナンスフリーです。この点は実際に使っていても本当に素晴らしいと感じています。
モデルごとの所感。コスパが良いのはどれ?
以上に挙げたようなポイントを踏まえつつ、あとは値段と見た目の好みを加味して選んでいけば良いと思います。
僕が購入を検討した際に、それぞれのモデルについて抱いた所感を述べてみます。
プリマドンナXS(ETAM36365MB)
プリマドンナXSは僕が最終的に選んだモデル。見た目が圧倒的にカッコイイ。メタリックでつや消しテイストなのが素晴らしい。
でも高すぎる。でもカッコイイからこれにしちゃおう…ってな感じで選んだ。
エレッタ(ECAM45760B)
エレッタはプリマドンナXSと並んでデロンギシリーズの最高峰として、位置づけられているけど使い勝手的にはエレッタの方が上だと思う。実質のトップ。なんといっても、豆量370g、水2Lの容量は素晴らしい。また水タンクが手前についているのも羨ましい。(プリマドンナXSは後ろ側についていて、ちょっと給水しづらい)
マグニフィカSカプチーノ(ECAM23260SB)
このデザインが嫌いでなくて、ラテクレマシステムを必要としている人には、第一選択肢になるはずです。
ほぼプリマドンナXSやエレッタと同じようなことが出来て、値段が約半額です。
機能に関してはマグニフィカSカプチーノで良かったのですが、見た目があまり好みでなかったので、プリマドンナXSを選びました。でも味は同じですし、サイズに問題なく、見た目を気にしない人なら、これがコスパ最強です。
オーテンティカ(ETAM29510B)
オーテンティカは2018年8月に発売されたモデル。
かなりスリムで、プリマドンナXSと同じ19.5mm。また奥行きはプリマドンナXSより2cm小さい。最もコンパクトなモデル。それでいて豆量は230gも入る。そして値段は12万ほどなので、サイズの問題でプリマドンナXSしかない…という人には、かなりオススメできそうなモデルです。
マグニフィカSスペリオレ(ECAM23420SB)
存在意義はよく分からないモデル。これを買うならマグニフィカS(ECAM23120B)で良い。
マグニフィカS(ECAM23120B)との違いは液晶ディスプレイか否かくらい??サイズも全く一緒。値段差に見合わないように思う。
マグニフィカS(ECAM23120B)
評価的には、マグニフィカSカプチーノと似た感じで、ラテクレマが要らない場合はこのモデルで良いと思う。
つまりカフェジャポーネ目当てで買う場合には、コレで良いかと。
僕もカフェジャポーネだけあれば良いと考えていたので、プリマドンナXSにするか、マグニフィカSにするか悩んだ。で、結局見た目重視でプリマドンナXSにしたけど、コスパ的には圧倒的にマグニフィカSの方が優れている。
デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシン マグニフィカ S 【日本特別仕様カフェ・ジャポーネ、レギュラーコーヒー、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノ対応】 ECAM23120B
マグニフィカ(ESAM03110S)
このモデルだけカフェジャポーネ機能がないので、用途が完全にエスプレッソ専用マシン。
エスプレッソだけ飲めれば良いという人には、これで十分でしょう。
おわりに
以上、デロンギの全自動コーヒーマシン・エスプレッソマシンの全モデル比較でした。大きく分けて①サイズ・重さ、②ラテクレマ、③カフェジャポーネ、④豆・水容量の4点について、何が必要か検討すれば買うべきモデルが見えてくるかと思います。
コグレ