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「Thinkpad X1 Carbon」と「Surface Laptop」はどっちが最強のWindows PCか?【比較レビュー/ブログ】

我が家には2つのラップトップがある。

1つは根強い人気を誇るThinkpadブランドの「Thinkpad X1 Carbon」。

そしてもう1つは、着実に地位を確立しているSurfaceブランドの中では少し存在感の薄い「Surface Laptop」。

これらに共通して言えることは、Windows機としての実力では確実にトップ争いに食い込んでくる名機であるということ

ということで、両方を使って分かった、それぞれの強み・弱み等を率直にレビューしてみたいと思います。

icon-check-circle本レビューでは使用感に焦点を当てています。カタログ上のスペック等については詳しく触れていませんのでご了承ください。

Thinkpad X1 Carbon 5th(2017)とSurface Laptop 2(LQL-00019)

今回の比較対象は以下2機です。

  • Thinkpad X1 Carbon 5th(2017)
  • Surface Laptop 2(LQL-00019

どちらも最新モデルではありませんが、現行機と大きくは違いません。

いずれもブランドとしての哲学・特徴はしっかりと現れているフラッグシップモデルですから、ブランドの比較としては問題ないと考えます。

コグレ

では、両者を色々な面から対決させていきたいと思います。

デザイン・見た目

まずは見た目から。

言うまでもなく左がSurface、右がThinkpadである。

Thinkpadを一言で言えば「武骨」。

これ以上に適切な言葉は思いつかない。

Thinkpad伝統の、少し不思議な手触りを実現するピーチスキンも健在。

コグレ

Lenovoのロゴが薄くて薄くて隠れてるのは、IBM時代からのファンへの哀しき配慮なのか。。。

一方、Surfaceはというと・・・「Mac亜種群の1つ」という印象を抱いてしまうのが正直なところである。

Macが銀色冷え冷えメタルボディのノートPCを発売して依頼、様々なブランドがそのデザインを取り入れてきた。

だから、どうしてもこの冷え冷えメタルボディのPCは、「Macの後追い」という印象を受けざるを得ない。

コグレ

まあシンプルで悪くないですけどね。

コグレ

ま、見た目は好みでかなり左右されるでしょう。僕はモノ感が強いThinkpadが好きです。

体感スペックと価格、すなわちコスパ

続いて体感スペックと価格から導き出されるコスパの比較について。

まず体感では「どちらも十分過ぎるスペック」という感想。

僕のPCの用途は、動画を見たり、WEBページ作成したりする程度で、動画編集やオンラインゲームはやりません。

この使い方であればどちらも全く不満を感じるポイントがありません。

ちなみにカタログスペックは両者とも同じで、以下のとおり。

CPU:Core i5 / RAM:8GB / SSD:128GB

コグレ

SSDのタイプが異なるなどちがいはあるけど、体感としては「両者とも十分過ぎる」という感想。

じゃあ値段はどうかというと、同一スペックであれば、どちらもほぼほぼ同じ値段(約13万円程度から始まり徐々に価格下落していく)。

コグレ

ということで、体感スペックとコスパはほぼ互角

ただ、Thinkpadは週末やシーズンごとに頻繁にセールをやっていて、その時はかなり安く買えるのでコスパ良くゲットできる可能性が高めです。

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あと、Thinkpad は小売りをしていませんが、楽天市場で中古がたくさん出回っていて、けっこな掘り出し物が出ます。

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一方、SurfaceもThinkpadほどではありませんが定期的にセールが行われています。キャッシュバックのキャンペーンが多い印象です。

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実際の使用感の比較(良かった点、悪かった点)

ここからが本題です。

カタログスペックでは分かりづらい、また単体での使用では気が付きにくい、両者の強み・弱みを列挙していきたいと思います。

キーボード(打鍵感)はやっぱり…

まず一点目はキーボードの違い。

Surfaceは可もなく不可もなくという感じ。

押し込みが浅く、フラットなキーで見た目はすごく使いづらそうだが、実際はそれなりに打ちやすい

一方、Thinkpadは「やっぱり最高」。

昔のThinkpadと比べて押し込みは浅くなっていて「打鍵感が変わってそう…」と不安でしたが、昔と変わってはいるものの、他と一線を画すレベルは健在でした。

とにかく指がスムーズに運ばれる。

ミスタイプが少ない。なぜだろうか…

キーの微妙に湾曲している形状がこの打ちやすさを実現しているのだろうか…

コグレ

IBMはもともとタイプライターのメーカーですが、その哲学が現在も受け継がれているのだろう。。。ちなみに開発はIBM時代から変わらず大和研究室(旧大和事業所)が担っているので当然と言えば当然。

また個人的にはThinkpadのトラックポイント(赤ポチ)もやっぱり便利。

ディスプレイは非光沢が良いけど、タッチパネルはいけるやん

お次はディスプレイに関して。

まず世の中は光沢派と非光沢派で分かれると思いますが、両者を改めて使ってみて確信しました。

コグレ

やはり非光沢が良い。目に優しいし、映り込みは嫌だ。

Thinkpadでも光沢ディスプレイを選択できるので光沢派にとってはどちらでも良いとなりますが、一方でSurfaceで非光沢は選べない(僕調べ)と思いますので、非光沢民はThinkpad一択になると思います。

発色はどちらも十分綺麗だと思います。

鮮やかな感じはSurfaceの方に軍配があるけど、それは光沢ディスプレイだからであって、両者光沢ディスプレイにしたら、鮮やかさでも互角なんじゃないかと思います(知らんけど)。

で、使ってて思ったことがもう1つあって、それはタッチパネルが予想外に便利だということ。

Surfaceはタッチパネル対応で、Thinkpad(僕が使ってるモデル)はタッチパネル非対応。

タブレットでもないのだからタッチパネルなんて要らんと思ってたけど、めちゃ使います。

コグレ

ブラウジングしてるときのスクロールやリンクの押下など、タッチパネル対応だと画面を触っている自分がいる…

でも光沢ディスプレイでタッチすると指紋が付く。。。

と思って調べてみたところ、Thinkpad X1 carbonの2018モデル以降はマルチタッチ対応(タッチパネル対応)で、かつ非光沢ディスプレイを選べる…!!

これが最強じゃん。。。

コグレ

非光沢ディスプレイでお目目を労りながら、タッチパネル対応で効率的かつ指紋にイラつかないPCライフ。。。

重さの違い

最後に感じた違いが重さ。

重さはカタログスペック上も違うんだけど、数字以上の重さの違いを感じる。

僕が使っているモデルはそれぞれ以下のとおりでその差は120gである。

Thinkpad:1.13kg
Surface:1.25kg

しかし実際に使っていると「120gってこんなに差を感じるか…?」としばしば思うのである。

冷え冷えメタルボディが重さを増長させているのか、はたまた120gの差というのは本当に大きなものなのかは分からない。

ただ実感として、Thinkpadはちょっと持ち運ぼうと気軽に思えるのに対して、Surfaceは持ち運びへの心理的ハードルが一段階高いのである。

コグレ

あながち冷え冷えメタルボディのせいというのは有り得なくもない気がします。冬は冷たくて触りたくないですし。。

おわりに

以上、Windows機の定番であるThinkpad X1 carbonとSurface Laptopの比較でした。

スペック的には互角・・・

ただし、実際の使用感ではやっぱり「Thinkpad X1 Carbon」に軍配が上がるなあ…という結論になりました。

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