どうも、コグレです。僕は40歳でセミリタイアするつもりです。僕が具体的にどういう計画で40歳セミリタイアを考えているか、ご紹介したいと思います。
もくじ
なぜセミリタイアしたいか
そもそも、なぜセミリタイアをしたいのか。それは自分が、たくさんお金を使って贅沢をすることより、時間的制約・精神的プレッシャーから解放され、気ままに生きられる方に価値を見出しているからです。
60過ぎまでガンガン働いて、良い家・良いスーツ・良い時計・良い車を買うよりも、生活基盤を作ってから早めに仕事を辞め、気ままに本を読んだり、キャンプをしたり・・・そういう生活に憧れているのです。
かと言って、食べたいものも食べられないようなカツカツ生活も嫌だし、ずっと家に居るのもボケてしまいそうなので、気分転換&生活のゆとりをプラスするために少しだけ仕事をする「セミリタイア」が理想だと考えています。
前提:セミリタイアの定義
まず前提として、何をもってセミリタイアとするか。それは雇われの仕事について、
- 嫌になったらいつでも辞められる環境
- 労働時間を月80時間(週3日勤務・出来ればギリギリ社保加入)程度にする
ということです。雇われの仕事への依存度を極端に下げるということです。
毎月の生活費をいくらに設定するか
セミリタイア後の基本の生活費については、夫婦2人でざっくり以下のとおり想定しています。(今は独身です…)
- 食費:60,000円
- 住居費:100,000円
- 通信費:10,000円
- 水道光熱費:20,000円
- その他:60,000円
合計で260,000円です。年間の生活費は3,120,000円です。住居費に関してはどこに住むか、購入or賃貸か、各地を転々とするか等々によっても変わりますが、まあ月100,000円を見込んでおけば大丈夫かなと思っています。
インフレ率と寿命の想定
セミリタイアを検討するにあたり、インフレ率と寿命をどのように設定するかは悩ましい問題です。ひとまず、悪い想定(お金のかかる想定)を考えることとし、インフレ率は40歳時点(2030年頃)から毎年1%、寿命は90歳と想定します。
この想定だと、40歳から90歳までで2億625万円が必要になります。40歳の時点で26万円だった生活費が、50年後の90歳時点で42万円くらいまで上昇しているという想定です。ちなみにインフレ率が50年間0%だと40歳から90歳まででの生活費は1億5912万円です。インフレにより約5,000万円上振れするということです。
セミリタイア後の5つの収入について
セミリタイア後の収入としては以下の5つを想定しています。それぞれ、どの期間でどれだけ得られるか・・・。
①派遣・アルバイト収入(ひょっとしたら農業)
40歳から50歳くらいまでは、時給1,500円程度の派遣でもしたら良いかなと思っています。最悪時給1,000円のアルバイトでもいい。仮に前者で、月に80時間仕事をしたとすると、年間144万。夫婦2人で288万。それを40歳から50歳まで10年続ければ2,880万円になります。
コグレ
あとはチャンスがあれば挑戦したいのが、農業。サツマイモやアスパラガスなど、手のかからなそうな農作物を育てて、年間所得100万円程度を目指すというもの。節税効果もありそうだし、自分でも食べられるし、運動にもなりそうだし、作物を選べれば良い選択になり得る。あと、農業者年金も使いようによってはかなり良いかもしれない…。まだほとんど知識がないけれど、今後時間をかけて勉強したいと思っている分野です。
②ネットビジネス収入
ネットビジネス界隈が今後、どういう風になっているか分からないし、想定が難しいところだけど、仮に今と同じような感じであれば労働時間が短い分、最低でも月10万は稼げると思います。
とは言え、70歳のじいさんになってからネットビジネスで収入を得られている姿も想像できません。(時代が変われば普通になるのかな?)
と言うことで、40歳から65歳までの25年間をネットビジネスで月10万稼ぐという想定にします。すると、合計で3,000万円。
コグレ
③投資収入
それから投資収入について。後述しますが、40歳時点で少なくとも1億円の貯蓄を見込んでいます。平均利回りを低めの1.5%と想定すると年間で150万、 50年間で7,500万円。
今想定している世界は40歳から50年間ずっとインフレ率が1%の世界ですから、その場合に配当が1.5%という低水準であることはないと思いますが、、、ここについても悪いケースで想定しています。
④公的年金
年金については受給開始が70歳になっている想定で、かつ残念なことに1%のインフレにも関わらず現役世代の賃金が上昇せず、従ってマクロ経済スライドが発動し、受給額が全く増えない世界を想定します。すると、夫婦2人で月200,000円貰えるとし、70歳から90歳までの20年間続くことになるので、4,800万円です。
⑤企業年金・退職金
仮に今の会社に40歳までいたとすれば、退職金が約1,200万、企業年金が60歳から月10万円程度もらえるようです。2つをあわせると4,800万円になります。
①~⑤を合計すると、2,888+3,000+7,500+4,800+4,800=2億2,988万になります。これだけ貰えれば必要とする2億625万円を約2,000万円上回るので、月26万円の生活費に加えて、旅行をしたり美味しいものを食べたり、更に少し余裕のある生活が出来ます。
ただ、⑤の企業年金・退職金については今の会社であと10年以上働き続けなくてはいけなく、正直今すぐにでも辞めたいと思っている状態で続けられるかは自信がありません。でも、仮にここが貰えなくなったとしても、①の仕事を増やすか、期間を長くすることでカバーできるという想定です。
40歳セミリタイアまでに必要な貯金1億円について
ここまでの話はセミリタイアまでに1億円を貯める前提となっています。今、20代後半で彼女とあわせて2,400万円の貯金があり、直近で年間800万ペースで貯めているのでこれが継続できれば40歳で1億3,000万になる想定です。
このままいければ、スタート時点で想定よりも3,000万円の余剰があることになりますので、更にゆとりのあるセミリタイア生活が出来ることになります。
コグレ
色々と不確定要素もあり、たらればの話も多いですが、どちらかと言うと悪いケースを想定して考えた上記ケースでも40歳セミリタイアというのは現実的であることが分かりました。
実際に40歳になったときに、本当にセミリタイアをしたいと思うのかどうか、自分でも分かりませんが、少なくとも今は40歳セミリタイアを目標にして生きていきたいと考えています。
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